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zoom RSS 三本槍(の麓)で冬山ごっこ+BCごっこ

<<   作成日時 : 2012/01/14 00:02   >>

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1月8日と9日。
那須は中の大倉尾根で遊んできましたよ。

Mt.ジーンズスキー場、駐車場は穏やかだったけどゴンドラの山頂駅を降りると風が強くなり雪も舞う。
一週間前の予想天気図だと冬型が崩れる予想だったんだけど、結局冬型の気圧配置。
明日は少し弱まりそうだけどね。

雪雲に覆われ日差しが弱まり薄暗くなる。
標高は1420mくらい。
ゴンドラが使えると、超楽ちんだ。

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さて、出発準備だ。
ストックを伸ばして、スキー板にシールを装着。
シールワックスをかけてきたから歩きやすくなっているだろうか?

スノーシューの登山者もゴンドラから降りてきた。
さっさと装着し、先に出発していった。

きょうはベテラン山屋のバクさんと一緒。
25年ぶり?また一緒に歩くことになろうとは。
数年前、尾瀬の燧で偶然出会っていたのだが、もしかして行くかな?と思い誘ってみた。
ずっと山を続けていたみたい。前日に時間が取れたと連絡をくれた。

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さてさて、なにか凄いところに行きそうな人が居ますね〜。
いったい、何処へ行くのでしょうか?

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まあ、この装備では標高差100mくらいしか登るつもりはありません。 えへへ。
超、みかけ倒し。 (^_^;

さっさとテントを張って、身軽に上を目指しますよ〜。

歩き始めてほどなく、雪だるまになった3人組が戻ってきた。
先に出発したシニアのスノーシュー部隊だ。
だいぶ吹雪いているのかな?でも、3人ともアウターがフリースだ。それではすぐに雪だるまになるよなぁ。
風が強く中止にするとのこと。

スキー場を離れて新雪を踏みしめながら稜線に入ると、ほどなく北温泉からの分岐だ。
そこにはスノーシューの人が2人。それぞれ、ソロのハイカーのようだ。
1人は中止にするとのこと。もう一人は先に進んでいった。

樹林帯の中では、風も雪もたいしたことない。
我々も先に進んでみる。

樹林帯を抜けると吹雪になった。
風速は、強いときで10m程度か。歩くのに支障はない。
気温も高め?せいぜい-3℃〜-5℃程度かな?
行動していれば寒さを感じない。

汗をかかないように気を遣っていても、結局汗だくになる。
ハードシェルだと蒸れるよなあ。俺は薄着じゃないとダメだぁ。
荷物が大きくなりすぎたので、ソフトシェルは置いてきてしまっていた。失敗だったなあ。

それにしても、よじゃさんに勧められて買ったインナーグローブは、なかなか秀逸。
薄手の山グローブと組み合わせるだけで、雪の中でも問題ない。
風が強いと指先が冷えるものの痛くなるほどではない。
予備としてザックに入れてある厚手のグローブと組み合わせたら、かなりの寒さまで耐えられそうかも?

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さっさとテントを張ろうと思っていたら、樹林帯を通過してしまった。
しかたないからフル装備のままで足を進めていく。
荷物が重い、、、身体も重い、、、、スキー板とブーツで足が重い。。。。
ああ、疲れる。。。

バクさんが吹雪の中をガツガツ登ってゆきます。

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このまま上に登っても、風が強くなるだけなので、僕は途中で引き返すことにした。
スダレ山の付け根、標高1680m付近で今日は終了。
スキーで滑るのにちょうど良い斜面に差し掛かった辺りなんだけどね。
バクさんは、ちゃんと登って1本滑るとのこと。

直接風が当たらないように立木を探して身を寄せる。
ダウンジャケットを羽織れば寒さは気にならなくなった。
赤旗を周辺にばらまいて、バクさんへの目印とする。

吹雪の中、新たにスノーシューの2人組が登ってきた。
ご夫婦の様子。吹雪で踏み跡が消えていくことを気にしていた。
話をしてみると、地図も持たずに来ているらしい。
夏に来たから大丈夫だとか言っているけど、勇気?あるなぁ。
すぐに引き返していった。ま、きょうなら大丈夫でしょう。

テルモスのお湯を飲むと生き返る〜。
だんだんハラが減ってきた。
チョコや飴玉を口に入れて気を紛らわせる。

しばらくするとバクさんが降りてきた。

一緒にのんびり昼飯でも食いたいところだけど吹雪いているので尾根を下り始める。
樹林帯に入ったところでテント設営することにした。
バクさんは用事があり日帰りなので、ここでお別れ。残念。また、ゆっくり山に行きましょうね!!
ありがとうございました。

腹は減ったけど風が強いので、雪を掘ってブロックを積んでいく。
風よけを作ったら昼飯にしよう。

せっかく雪のブロックを並べていっても、強風に破壊されてしまう。
ちぇっ、せっかく作ったのになあ。昼飯が遠のくぞ。
腹減った〜。疲れた〜。

ブロックのシングルウォールだと風にやられてしまうので、ダブルウォールにしてブロックを積んでいく。
それでも、積みかけのブロックを飛ばされたりしながら、なんとか居場所を作れたよ。
どうせなら、テントも張ってしまってから、ゆっくりノンビリしよう。あと一頑張りだ!

竹ペグなぞ無いので、ダイソーのレジャー用プラペグをバッテンにして蹴りこんでいく。
雪壁のおかげで風が弱まっているが、テントが飛ばされないように押さえながら少しずつ組み立てていく。
一人だと面倒くさいなあ。

ブロック積みを2度やり直したせいもあり、結局テント設営終了までに1時間かかってしまった。
でもどうだろう、この安心感。
テントって、素晴らしい。

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そうだ、明日合流するフライマンさんへの目印と、視界不良時にスキーヤーがテントに突っ込まないように赤旗で結界を作らねば。
ツボ足で登山道に向かうと膝上まで埋まって大変!
すぐにUターンしてスキーを履き目印設置。
スキーだと足首程度しか沈まない。この浮力、いいね〜!!

たわしで荷物の雪を払ってテントに放り込む。
自分も雪を払い落として潜り込む。
靴洗い用のたわしを使っているのだが、柄が折れてしまったよ。また買ってこよう。
テントの入口は吹き流しになっているものの、外側が3シーズン用のフライシートだからの隙間風に雪が舞って、テントの中にも入ってしまう。仕方ないか。

テントの中に入れば天国だ〜。
風に当たらないだけでも暖かい。
せっかくなのでテルモスのお湯を沸かし直してカップラーメンを食べる。熱々は良いねえ。生き返ったぞ。
もう14時。遅い昼飯だったなあ。

暖房代わりでコンロに火を入れていたものの、燃料節約のために寝袋を出して潜り込む。
飯のせいかな?15時就寝。。。。。。。。

16時には目が覚めた。
ウェアが湿っているので、寝袋の中がムンムンしている。
暖房つけて乾燥させるか。

いままで、山歩きでも、ガスカートリッジはBIGサイズしか使っていなかったのだけど、今回は小さいサイズのカートリッジを選んでみた。だから、燃費が判らないんだよね〜。
寒さしのぎでたくさん使うことを考えて3つ持ってきてみた。きょう1つ、あした1つ、非常用1つ。
暖房と、水作りでどれくらい使うかな??

せっかく火を入れて暖めるなら、晩ご飯用の水も作ろう。
外に出ると、雪が増えていた。寝ている間に少し積もったようだ。
お買い物袋に雪を詰めてテントに戻る。

コッフェルの大きい方を使って雪を溶かす。
煮沸してからテルモスとポリタンクへ詰める。
さて、このガスカートリッジでどれくらい使えるのだろうか?

だんだん暗くなってきたので酒を飲みつつ晩ご飯の準備に取りかかろう。

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きょうのお酒はラム。紅茶に入れて飲んだ。
あぁ、幸せ。

相変わらず風がテントを揺すっている。

さっき昼飯を食べたばかりだけど、することないから、もう晩飯にしようかな!
メニューは、岳人誌でみかけたラーメン鍋を真似することに。
ちょっとアレンジして、シジミ汁で鍋にしてからラーメンを投入する作戦とした。

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煮込まれた肉と野菜は美味しかった。
活力がみなぎってくる気分。きちんと麺も食べて明日につなげよう。
このメニュー、なかなかよいね。いまの時期ならカット野菜も肉も、気兼ねなく持ち歩ける。また使おう。

満腹で眠くなった。
明日の朝ご飯と、行動用の水を作っておかねば。
また外に出て雪を集める。
冬キャンプ、楽しいのだけど何かと忙しいのだ。
テルモスとポリタンに煮沸した湯を入れて準備完了。
着ている服もパリッと乾燥して居心地が良くなったぞ。

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18時くらいだが、外は真っ暗。気持ちいいので寝袋に入ってお休みなさい。

22時頃に目が覚めた。
相変わらずの風音。でも、外は明るそうだ。
起き出して紅茶を入れて一息。

外に出てみると眩しい月夜だった。雪に月明かりが反射して、ライトなしでも十分行動できるくらい。
木々の枝越しに、下界の明かりも見えるぞ。
気持ちいいなあ。

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スダレ山もくっきり見える。

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この写真も月明かりだけ。

身体が冷えてきた頃、寝袋に戻る。
風がウルサイので耳栓をした。コレでぐっすり眠れそうだ。

夜半過ぎ、再び目が覚めると凄く静か。
風が止んだようだ。
テントの中は水蒸気が凍り付いている。

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こんなに静かなのも落ち着かない?
でも、すぐに寝入る。

次に目が覚めたのは6時頃。
風が止んで静かだからぐっすり眠れた。
外に出てみると空が白み始めていた。

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これは絶好の天気になった。
今から登ってしまえば、山頂でもノンビリできそうだぞ。
でも、フライマンさんとの約束があるから無理だな。
ま、朝飯も食べたいしノンビリしよう。

すぐに朝ご飯を作ろうと思っていたけど、これならご来光の写真を撮りたいね。
カメラを掴んでスキー板を履き、見晴らしが良いところまで登ってみる。

ご来光。

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朝日に染まる朝日岳。

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風もなく静か、素晴らしい朝だ。
家の近所、手軽に来られるエリアに、こんな場所があるなんて幸せだ。
テントに戻り、気持ちがよいので外で朝ご飯にしよう。

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朝ご飯のメニューは、わかめスープ雑炊。

きょうはフライマンさんが9:00〜10:00頃に登ってくる予定なので、合流後、すぐに出発できるよう準備を整えておこう。
それと、もう一度水を作るかな。
結局、ガスカートリッジは1缶でコッフェル6杯の水を作り、煮沸して、2食分の暖めと、さらには暖房としても利用して1缶で足りた。
わりと持つんだね。こんどから、非常用も含め2缶でいいのか。

コーヒーを飲みながらノンビリとフライマンさんを待つ。
最高の時間!

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スノーシューの人が一人通過してほどなく、フライマンさんがガシガシ登ってきた!
おはようございます!!
天気が良かったから一人でも楽しかったんだけど、仲間がやってくると、なんか、こう、勇気が出るね。
嬉しいね!
さて、上まで行きますか!

歩き始めて見晴らしが良いところまで来ると、フライマンさんが写真を撮り始めた。
俺の方が足が遅いので先に行かせてもらう。

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少し先に進んでも、いつの間にかフライマンさんは後ろに付いている。
健脚ですねぇ。

昨日は荷物が重くて大変だったけど、きょうは楽だなあ。
それでも、スダレ山の足元で斜度が強くなり始めると、だんだん足が鈍くなってくる。

高度が上がると雪が減ってきた。
藪が顔を出してスキーでは登りにくい。
後ろから来たスノーシュー部隊に追い越されてしまったよ。
ジグを切りつつ、斜面の雪が多い部分をつなぎながら高度を上げてゆく。

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だんだん風が出てきて、暗くなってきた。

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スダレ山直下は、スキーでは登りづらい。仕方なく、ツボ足になると膝上まで埋まる。
あと一息だがなかなか進まない。
登り切ると雪が無く、スキーでの移動はできない。
板をデポして歩いていくが、12時になってしまった。

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三本槍はすぐそこにある。だが、昼食やテントの撤収を考えると、そろそろ引き返したい。
ツボ足で進んでも、三本槍直下でラッセルに苦しみそうだし、この辺が潮時かな。
フライマンさん、ご協力いただきありがとうございます!

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この頃には、だいぶ風も強くなり、暗くなってきた。

少しツボ足で下り、赤面山分岐まできたところで、ちょうど滑走に良い場所となった。
ここから滑り降ります。

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夏場はこんな場所だった。

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もっと、ガレ場かと思っていたけど、熊笹の斜面だったのか。
昨日のブロック造りや、斜面を歩いた感じでは大丈夫そうだが、雪が緩んでくると全層雪崩が起きやすそうだ。
斜度的にも危なそう。

スキーがへたくそな自分は、止まって折り返しながら降りる。
フライマンさんは華麗なシュプールを描いて降りていく。さすがっ、上手い!!
雪は締まって重めな感じ。
あっというまに危なそうな斜面は通過し、道のある稜線までトラバースする。
緩斜面の方がコントロールしにくい?

もっとスキーの練習しないとダメだなあ。
でも、ゲレンデじゃあ練習にならないよ。
廃スキー場を回って練習するしかないなあ。

テントまではあっと言う間に戻ってしまった。
少し雪が降り始めたけど、ココでお昼にする。

フライマンさんは、スキー場に行くまでは付き合ってくださるとのこと。
俺は大荷物で滑り降りるのに馴れないから、ちょっと怖い。一緒に行動してもらえれば安心だ。
テントの撤収があるから飯を抜きにして、お待たせしないようにするかな。
紅茶とコーヒーを飲んで一息ついてから片付けだ。
見かねたフライマンさんがラーメンを分けてくれた。ありがたい!頂きます!!

滑り始めると、あっと言う間にゲレンデに着いてしまった。
途中、ほんの僅かの登り返しが何カ所かあった。
身軽ならスケーティングで突破できそうなんだけど、重荷ではそうもいかない。
この、少しだけの登り返しで、だいぶ疲れた。

スキー場に入ったところでフライマンさんには先に降りていただきつつ、解散とした。

俺は初心者コースをのんびりターンしながら下り降りる。
でも、ターンのGに耐えきれず、7〜8ターン毎に一息つきながらだけどね。
やっぱり圧雪しているところは気楽に降りられるなあ。

昨日登山届けを提出したスキー場のインフォメーションに下山報告をして終了だ。

冬山気分を満喫できた2日間でした。
同行いただいたバクさん、フライマンさんに感謝!!
ぜひ、またご一緒しましょう!!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
月あかりで凄い明るいですね。でもキレイだなー。

雪山で一人テントに長い夜なんてちょっと怖くて自分にはむりっすねー。

さー自分もまたどっか近場登りますかね。
ZEP
2012/01/15 19:57
お疲れさまでした。
日の出すごく綺麗ですね
朝日の染まる朝日岳もgoodです。
泊まるとこんな景色が観られるんですね
フライマン
2012/01/15 21:04
ZEPさん、今回の場所は初めて泊まりましたが気に入りました。身近でも荒々しさがあり、冬山気分を満喫できました。
大きなテントはありますから一緒に雪キャンプでもしましょう!
さとう
2012/01/16 19:56
フライマンさん、穏やかな朝に居合わせられたのは幸運でした。夜半過ぎからの静けさを考えると、月明かりで三本槍まで行けた感じです。フライマンさんの寝袋なら余裕なので、ぜひお泊り行きましょう!
さとう
2012/01/16 20:00

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