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zoom RSS 雪遊び満喫 <白根山麓>

<<   作成日時 : 2013/12/27 18:35   >>

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快晴の空に映える白根山

連休の週末、12月22日(日) 山仲間が白根に行くとの予定を聞いて一緒に行きたかったのだけど仕事で駄目。
翌日の23日(月)に歩いてみることにした。
金精峠は25日正午に閉鎖となる。菅沼側からのアプローチはこのタイミングでないと機会を失う。

昨年は、前白根非難小屋まで行って時間切れ。あと3時間、余裕があれば山頂までいけた感触。
ということで、ことしは余裕を持たせて4時間前から歩こうかな。
昨年は7時出発だったから、3時出発で行こう。
となると、雪道ドライブを想定して自宅発は1時か。

〜〜

結局、1時起床で、40分発、登山口に3:20分着でした。



自宅の玄関を出たときには明るい月夜。

昨日歩いた仲間は、風とホワイトアウトの苦しめられた様子。
下界から眺めても、雪雲に覆われていたので山は見えなかった。
冬型だとそうなるんだね。

冬型が緩む予報なので今日は期待できそうだぞ。

アプローチの道のりでは例のごとく、夜目に山が見えるかどうかが気になる。
雪を被っているはずの山、これだけ月が明るければハッキリ見えるはず。

赤薙から女峰、男体山など綺麗に見えた。
道路脇の木々も静かな感じだ。たぶん風はない。
この日程は大当たりかもしれないな。ウッシッシ!

戦場ヶ原では、白根山までは見えないが、手前の稜線は綺麗に見えた。
テンション上がるね〜!!


さて、この時期の日の出は7時前。
それまでの時間、暗い中をどのように歩くか。
弥陀が池までの樹林帯の中のルートは、よほどの大雪でない限り踏み跡が残っているはずだ。
ましてや連休、前日の土日に歩いている人も多いはずで、冬型も緩んできたタイミングだからドカ雪となることもない。
まず問題なかろう。そうなれば、稜線を登りきって弥陀が池に着く頃には空も白んでくるはず。

懸念は、登山口から本格的な山道に入るまでの500mほどの道。
木々がまばらな平坦地を無事にクリアして樹林帯の中の踏み跡を見つけられるかが勝負だ。
平坦地は踏み跡が消える可能性がある。そうなると、夜間に樹林帯の踏み跡を見つけるのは難しくなるかもしれないな。
まあ、そこはGPS頼みで右往左往して踏み跡を探そう。見つけられなければ車に戻って夜明けを待つ作戦だね。
車に戻るのに難儀するほど吹雪くとも思えない。
戻れなかったとしてもビバーク装備で夜明けを待って、明るくなってから行くか帰るか決めればいいや。
夜歩きも、夕暮れ後に歩くのと、日の出前に歩くのでは気の持ちようが違うね。日の出前なら、トラブルあっても少し待てば日が登り行動できるようになるから気持ちが軽い。

金精峠の群馬側では天候状況が変わる可能性も気にしていたものの、穏やかに晴れている。
風もなく星が瞬く。
きょうは大当たりだ!!

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月光で自分撮り、じっと待っているのが辛かった。。。


3:46 歩行開始。
平坦部分でも踏み跡がしっかり残っていた。

月光で明るい。リヒトなしでも踏み跡をたどれる。
シンと静まった雪の中、自分が雪を踏む音だけがする。
気温は−8度。もっと冷えるかと思ったけど、それほどでもないのね。
動いていると冷たい空気が心地よい。

嬉しいな、楽しいな!!

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平坦地はこんな踏み跡をたどる


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斜面に踏み込んでいくと雪に埋もれた道標が出てきた


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樹林帯の斜面はこんなところを歩く。右上は自分が吐いたエクトプラズム。


6:15 弥陀が池着。

昨年より雪が少ないかな?もっと山が雪に埋もれていた。
雪が少なければペースが上げられる。
前白根側のルートでも山頂にいけそうだぞ。

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空が白んできましたね


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月はまだ、明るく輝いている


ここからは、スノーシューを装着する。

前白根非難小屋へ向かうルートに踏み跡がついていることを期待したけど見当たらない。
このルート通る人は、あまりいないのか。。。
多少のラッセルになりそうだ。体力持つかな?

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前白根の向こうに太陽が近づいてきた  しばし空の色に見とれる


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山肌にも日が差し始め、赤く染まる


さて、ここから前白根避難小屋までのルートは、100mほど標高を下げて五色沼を巻いていくルート。
どうせ踏み跡がないなら、どこをラッセルしても同じだ。
標高を下げるのも大回りするのも嫌だから、このまま森林限界付近に沿ってトラバースしてルートを作っちゃおうかな。
ガレているところで、夏場に歩くのは面倒な斜面だけど、雪を被っていればスルッと通過できるかもしれない。


これが誤算だった。

200mも進んでいないだろう。
見た目より吹き溜まっていて雪に埋まる。
スノーシューを履いていても、腿ラッセルだ。
しかも雪が重い。
2つか3つのクラストした層があり、足を引き抜くのに難儀する。
ここでもがいて消耗してしまった。

これ以上、このまま先に進んでも損耗するだけで、いいことはないなぁ。
素直に夏道を追いかけるか。
いままでに、五色沼周辺でこれだけ苦労したことはないから、夏道を追いかけたほうがきっと楽だ。

引き返して五色沼へ向かうことにした。

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日が昇ると、空はブルーになった、月は写真になると小さいな


予想どおり、沼の周辺では積雪量が少なかった。
せいぜい膝下の深さ。こっちに来て良かったよ。
でも、やっぱり雪が重いなあ。

しまった!
さっき、ルート開拓しようとした場所に、迷い込み防止の枝を並べるの忘れた。
何も気にせず歩いている人がいたら、きっと入り込むだろうな。
ま、いいか。数百メートルで終点だから。

日が昇ったのに、気温は逆に下がってきたぞ。
−13度。
日の出の頃より5度も低くなった。

感心したのはユニクロの手袋。
この気温でも指が冷えない。
インナーには、よじゃさんに薦められてから愛用しているブレスサーモのグローブをしている。
そのアウターとしてユニクログローブを使っているのだけど、暖かい。
昨年のラッセル大会でも、これくらいの気温でインナーなしでも冷えを感じなかったもんな。
モンベルのグローブだと、この気温では指が冷える。
ユニクログローブ、レギュラー確定だね。
スペア用にもう一つ買い足そう。
正月の特売なら600円くらいで買えそうだ。

沼を通過して避難小屋へ向かう樹林帯に入ると、また積雪が増えた。
ラッセル辛いなぁ。。。
しかも、雪の中にあるクラストした層が硬くて重くなった。
疲れてきてペースが落ちる。

そして、自分が雪に刺激を与えたことがきっかで、クラストした層が割れていく。
雪の下からゴスッ、ゴスッと低い音が響く。

今のところ、自分のまわりだけなのだが、日が高くなって暖まるとどうかな。
自分が歩いているところから離れた場所からも音がしてきたらやばいな、きっと。

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ZEPさんに刺激され、おしるこをチョイス!


そうそう、いつもは行動中にザックを降ろさず水分補給できるよう、500ccの水筒を持ち歩いている。
凍りつかないよう、この時期はポーチに入れてぶら下げてます。
トレーニングをしていない緩んだ身体からは、気温が低い中でも汗が噴出す。
水分補給に気をつけているけど、雪の中では水が冷たいから、あまり飲みたく無いんだよね。
お腹が調子悪くなりそうなんだもん。
今回は、重くなるけど、チビのテルモスをポーチに入れてきた。

ただのお湯だけど、温かい飲み物は美味しい。
これなら飲む気になる。
こんどから、これにしよう。水分もちゃんと取ったほうがいいよな。
でも、チビテルモスもサーモス社の物なんだけどだいぶお湯はぬるくなってたね。
それを思うと、やっぱ、山専ボトルってすごいんだ〜。
チビボトルをあっという間に飲み干してしまったので、山専ボトルから補充したんだけど、そちらは熱々だった。
そういえば、山専ボトルに新型が出て、保温力がさらに上がったみたいですね。
チビボトルをもう少し容量のあるものに変えて、山専ボトルもバージョンアップしちゃおうかな?
物欲は尽きないなあ。。。。

スローなラッセルで、なかなか先にすすまない。
どんどん時間が過ぎていく。
このペースだと制限時間内に山頂へたどり着けないな。

可能性があるとすれば、昨晩、避難小屋に泊まって白根を目指した人がいるときだね。
もう行動しているはずの時間帯なので、小屋泊まりの人の踏み跡をたどれればペースアップできそうだ。
何とか避難小屋まで行ってみて、そこで登るか帰るか考えようかな。

そんなとき、少し大きな音で、3度目のワッフ音が響いた。
これで戦意喪失。
この先に誰かの踏み跡があったとしても、山頂までの斜面を覆う雪の状態が心配だなー。
斜面をカットするわけでなく、ほぼ直登のルートだから、横切ってバランスを崩したことで全部落ちてくるなんてことは無いだろうけど、標高差300mの何もない斜面だからなー。
それに、日がだいぶ高くなってきて、これからは気温も上がりそうだし。

やめた、かーえろっと。

途中でゆっくり休憩して、景色と空気を満喫してゆこう。

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自分の足跡。自分しかいないという贅沢。


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くぼ地の沼にも日が差し込んで、稜線の陰が少しずつ後退していく


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水面を避けて迂回している 太陽がまぶしい


五色沼の端でノンビリしていると、声が聞こえてきた。
これからの時間はどんどん人が入ってくるね。

3人のパーティ。
ワッフ音がしていたことは伝達。
もう少し先に進んでみるとのこと。
かんじきもスノーシューももたず、アイゼンで歩いている。
たぶん俺が引き返した先には進めないだろうな。

弥陀が池に戻ったところで食事をしよう。

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カップラーメン用にと思って持ってきた山専ボトルのお湯も飲んでしまったので、改めて沸かします。
コンロのバーナー部分は、紛失して見つからないから、仕方なく新調しました。

風は微風。

次々と登山者が白根山にアタックしてゆきます。
4組ぐらい登っていったかな?
弥陀が池からのルートは岩場があるから嫌なんだよな。自分は自信ないから行かない。
ここをクリアできるなら、今日の日の出の時間なんて、ほぼ無風のベストコンディションだった。

岩場のルートは、岩に付けられたペンキのマークを見ながらじゃないとコースがわからない。
雪を被ってしまったらルートなんてわかんないから、強行突破するしかない。
そんな自信はない。

実力者が強行突破した踏み跡なんかを追いかけたら、とんでもないことになりそうだ。
みんな、どうやって安全を確認して登っているんだろう?不思議だ。
雪を被ったら、下の岩が安定しているかどうかさえわからない。
夏道の岩なら、安定しているだろうけど夏道はわかりにくい。
雪を被ってしまえば、夏道だって危ないところはある。
みなさんたいしたもんだ。

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誰かの忘れ物、SPYのカッコいいサングラス。
天から僕への贈り物?な気もしたけど、可愛そうだから風で飛ばないようにしてきた。
持ち主に戻ったのかな?それとも誰かが持って帰ったかな?

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お食事会場はこんなところ。
ザックに腰掛けると、正面に白根山が迫る。
山容と、登っていく人々を眺めながら、のんびりとラーメンをすする。

五色ですれ違った3人組が戻ってきた。
そうだよね、つぼ足だと先にいけないよね。

そろそろ帰りますか。

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樹林の中の山道はこんなかんじ


山を降り始めると、すぐに昨年との違いに気が付いた。
今年は歩きやすい。
なんでだ?
昨年は、凍っていたわけではないけど、滑りやすくてバランス取りが大変で疲れた。
今年は滑らないから歩きやすいんだ。
なぜ滑らない?
判った。最初に山を降りる人間だからだ。
登ってきた人たちがつけたステップが残っていて、それを使って歩けるからだ。
子供の頃、いい加減に足を進めて足場を崩すと、後ろから登山靴キックをお見舞いされた気がする。
でも、雪道で足場を崩さないように歩くことなんて、特にマナーだとかとも言われてもないよな。
言われてないからいいって物でもない。
ほかの人に迷惑かけないためには足場は崩さないようにしないとね。
それこそ真のマナー?

俺が、グリセードっぽく滑り降りると、きっと次の人からは歩きづらくなるんだな。
尻セードなんかやったら恨まれるな。

俺はきちんと歩こう。

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暗かったときとぜんぜん違うね


それなりのペースで下っているつもりだったが、追いついてきた人がいた。
さっきの3人パーティさんだ。
そのペースってありえなくない?なんて思ったら、アイゼン履いてたのね。
それなら、この道は足元を気にせず歩けるわい。

先に行ってもらった。

その跡をたどり始めた瞬間に、歩きにくくなったことを実感。
そうだよね〜アイゼンはベタ足で歩くから、よほど大きなステップで無い限り、ベタベタ行くよね。
その歩き方で、小さなステップが全部崩れている。
俺はアイゼン履いてないから、その小さなステップの有無で違いを感じるんだ。
そういうことか〜。

アイゼン履くのも面倒だし、無くても歩けるし、アイゼン履くと関節に負担かかるからこのまま行こう。
でも、滑りやすくなったので、途中で面倒になってきたぞ。
もういいや、滑ったら、そのまま滑らせてしまうことにした。

何が正しいか?どうなんだろうね。

一旦ステップを崩してしまうと、改めてステップを切りなおさないと危ないところでは、ステップを崩さないように注意して、それ以外は、アイゼン使うなり、滑るなり、好きにすればって感じかな?
まあ、尻セードは登山道を外してやったほうがいいと思うけどね。

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手前の稜線を降りてきた


結局、また山頂にはいけなかったけど、楽しめました。
夜歩き、いーなー。調子に乗ると死にそうだけど、また月明かりで歩きたいな。

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