まずは、ほどほどに

アクセスカウンタ

zoom RSS 女峰の手前まで

<<   作成日時 : 2014/04/05 07:54   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

3月22日(土)。3連休の2日目。

山に行きたい。
そして、たっぷり歩いて、たっぷり汗をかきたい。

雪が多いところでは雪崩が怖いので、近場でいいところはないかな?

ずっと気にしていたものの行く気がおきなかったルート、東照宮から女峰へのルートを歩いてみようかな。
ひたすらダラダラと長いルート。
そして、累積標高差もエキサイティングなルート。
山頂を目指すつもりはあまりなくて、気持ちよい山で、一汗かきたいといった目的には最適ではないのか?

累積標高差が1500mを越えるルートは、ご近所ではなかなかない。
まあ、あちこちつなぎまくれば累積標高差は稼げるだろうけどね。
とくに、登りっぱなしってほかにないんじゃないかな?
ご近所ルートの中では最大規模のダラダラどっかんルートだ。

ちなみに、メジャーどころはどんなもんか見てみると、

 ・横尾から槍の山頂まで : 標高差 1565m  水平距離 約10km
 ・三俣から前常念まで : 標高差 1311m  水平距離 約3.6km
 ・中房温泉から燕山荘まで : 標高差 1250m  水平距離 約3.5km
 ・折立から太郎平まで : 標高差 980m  水平距離 約6km
 ・富士宮新5合目から富士山山頂まで : 標高差 1669m  水平距離 約6km

今回のルートは標高差1741m、水平距離で約8.5km。
メジャールートの名だたる顔ぶれに負けない、なかなか本格的なスペックなのだ。

正直、俺のペースだと、日照時間だけで山頂までの日帰りピストンは無理だな。
時間をかければ山頂に到達できる可能性があるけど、まったく歩いたことのないルートだから、暗いうちから歩くと迷いそうだ。やめとこう。

むかし、初めての場所を夜中に登ったとき、登山口かと思って突き進んだら墓場の行き止まりに辿り着いて気味悪かったことがある。
里山だと麓には墓があるからね。
方角は間違っていないので、墓場の裏から薮漕ぎして強行突破したけどお化けが出そうだったよ。

宇都宮の日の出は5:41、日の入りは17:53。
山頂を目指すなら、4時くらいから歩かないと、俺には無理だな。
でも、その時間帯なら日の出を見晴らしのよいところで迎えられそう。
それも魅力だなあ。

雪の状況もわからないし、今回は無理をしないようにしよう。

目標は、手前の1913mの小ピーク「黒岩」?でピストンできれば御の字かな?
とりあえず、偵察ということで、楽しく汗を流してルートを覚えよう。
次回以降に山頂を目指すんだ。

まあ、あわよくば、いけるところまで。

〜〜

6時歩行開始。

日の出の時間を過ぎて、だいぶ明るくなった。
でも、東照宮の裏の杉林の中は鬱蒼としている。
石畳の道には、たくさんの木の枝が落ちていた。
大雪の影響のようだ。

さて、時間制限はどうしようかな。
登るのは12時までが限界かな。
それくらいなら、1時間の大休止をして、バテバテで降りても、暗くなる前に車に戻れるだろう。

画像

石段を登り行者堂の裏から登るのか、それとも、石段の手前を行くのか迷った


正解は、行者堂の石段の奥に道がある。

石段を登ると、落ちた小枝に埋もれた看板があった。

画像

こんな注意書きもあるんだね


ここからは、石畳でなく登山道となる。

画像


杉林の中に、朝日が差し込み始めた。

足を進めていくと、少しずつ雪が増えてくる。

画像


こんな長いルートでも、意外に人がこまめに入っているようだ。
健脚さんが多いのね。
踏み跡がしっかりしている。

週の初めの暖かさで水分を含んだ踏み跡が、この数日の寒気で凍りついている。
凸凹で歩きづらい。
これくらい冷え込んだなら、上に行って雪が増えてきても踏み抜かずに歩けるかもしれないな。

今日か昨日に歩いた新しい跡もある。
2人か3人。
このルート、歩く人、いるんだね!

画像

標高990mくらいの場所の分岐地点


この先で合流するのでどちらを選んでもよい。
長丁場なので、距離が短くなる右手を選んだ。
左手側は帰りに通ってみようかな。

右手の道を進むと、流水に抉られ窪んだ溝になったルートだ。
雨の時期だと泥で汚れそう。

しばらく歩くと開けてきた。
標高1060m付近だろうか。
気持ちよい、広々とした場所を歩く。

画像

右手に赤薙から女峰に伸びる稜線を見る


右手の稜線は高いところにあるなぁ。あの高さまで登るんだよなぁ。
ここと1000mくらい標高差がある。

画像

今日の目標地点の山塊、遥か彼方だ。。。。


右側の雲がかかった白いピークのチョイ左に隠れているところ、そこが女峰山だ。たぶん。
左側に独立したピークは、2200mのピーク。
その右側に少し下った肩の部分が、おそらく1913mの黒岩。
きょうは、黒岩くらいまでは行きたいもんだ。

画像

合流を過ぎると再び針葉樹林になる


しばらく歩くと、また明るい広葉樹林に出た。
広々して気持ちよい所だ。

日差しが強く微風なので汗が噴出す。
ソフトシェルも脱いで、ベースレイヤだけで歩く。
これは日焼けしそうだぞ。

画像


白樺?ダケカンバ?
空の青さと幹の白さのコントラストが美しい。

画像


振り返ると、関東平野の裾野が見渡せた。

画像


気持ちよし!
来た甲斐あった!
なんか、満足!
もう帰ってもいいかも。
ここで昼寝する作戦に変更しようか?

いや、もう少し汗を流そう。

画像

標高1390m付近、男体山がだいぶ近づいてきた


やっと、いろは坂の分は登りきったんだね。
これからが、山登りだ。

木々が増えてきたあたりで、テント発見。

画像


既に女峰に向けて出発しているようだ。
アイゼンの跡が続いている。
ここからなら、楽しくピストンできるね。
それでも標高差は1000mくらいあるけど。

いいね〜。
来シーズンは、俺もここで幕営しよう。
山に登るかは別として、酒飲みに来たいな。
それ前に、ポールのクラックを何とかしないとだ。

画像

標高1660m付近、道標が見えてきた


このへんで、今日の登り初めから 1000mくらい登ったことになる。
ゆっくり歩いているからまだいける。
でも、時間までにどこまでいけるかな?

道標の側で小休止していると、1人下山してきた。
テントの人かと思ったけど、ハズレ。
唐沢小屋泊まりとのこと。
この先のルートで危なっかしいところがあるか聞いたが、特にないそうだ。
安心した。

ここからは尾根歩き。
画像


ずっとダラダラ登りだったけど
少し傾斜が付いてきた。

雪は俺の体重でも踏み抜くことはなく、よく締まっている。
ここ数日の寒気に感謝だ。
適度にキックステップも効くので、ツボ足で進む。

でも、日差しで表面が腐りかけてきたなあ。
帰りはやばそうだなあ。
俺の体重だと踏み抜きまくりになるかもしれない。

最初は、遠く、高くにあった赤薙側の稜線が、近く、低くなってきた。
画像


高度が上がってきたからか、時おり風が出るようになった。
さすがにベースレイヤだけだと寒い。
ソフトシェルを羽織って、目出帽をかぶる。

岩が増えてきた。黒岩までもう少し。
画像


国土地理院地図ではピーク経由のルート表記になっているが、夏道はピークの左側をトラバースするようだ。
危ない斜面でもないし、夏道で進もう。
雪が少し硬くなってきたので気をつけて歩く。
トラバースの先のコルに出たらアイゼンを履こうかな。
そこから先はもう少し斜度がきつくなる。
コルからは雲竜瀑が見えるだろうか?

12時が近づいてきた。
黒岩突破は確実だが、2200mピークまで足を伸ばせるかな?

天候が崩れる心配はない。
夜になっても歩ける道だ。
遅く帰るとも言って出てきている。

12時に到達した場所から、追加の1時間で山頂まで届きそうなら延長戦にしちゃおうかな。

欲が出てきたぞ。
リヒトがあること、点灯すること、予備電池があることを確認する。
行動用に用意していたパンを歩きながら食べる。
山頂に届きそうなら大休止抜きで行ってみるか。

画像

だいぶ高度感が出てきたね


写真右端の矢印部分が登山口。
だいぶ遠くまで来たんだね。
左側の渓谷に雲竜瀑が見えるかと思ったけど、見えないね。残念。
画像

男体山の向こうに中禅寺湖も見下ろせるようになってきた


高度を稼いできたことが実感できると嬉しい。
天気がよくて、よかったな!

画像

黒岩の先のコルまであと少し。左手のピークはたぶん偽ピークでその奥に2200mピークがある。


コルは広い場所だった。
この先は斜度があがるのと雪がだいぶ硬くなってきたのでアイゼンを装着する。
もう11:40になってしまった。
12時までに2200mピークを超えることは難しそうだ。

そうなると山頂まで行くことも断念せざるを得ない。
当初目標の黒岩も超えたし、ここで大休止して帰ろうか?

いや、12時まで汗を流そう。

画像

2100mの少し平らな部分に来たときには12時を過ぎていた


ここで1人とすれ違う。
テントの人かな?
テントの人は2人の感じだったから、俺より早く入った人が戻ってきたのかもしれないな。

12時までに2200mのピークは越せなかったな。
だいぶ疲れてきたし、これだとピークまで1.5〜2Hくらいかかるかな。

そうすると、俺の足では3時半か4時に歩き始めれば12時に山頂着か。
ルートを覚えたし、今度は夜明け前から歩いて山頂を目指してみよう。

ほんとうは、もう少し体力をつけて、スピードを上げたいんだけどなぁ。
どうしたもんかなぁ。

子供の頃は「コースタイム」の7割〜5割くらいで見ておけば歩けたんだけどねぇ。
ま、あの頃のようなトレーニングは仕事やめないとできないので、ありえないな。
最低4〜8kmのランニングをしたあと、30kg背負って2〜4km小走り。
そのまま30kg背負って非常階段を数十往復。
このへんでかなりヘロヘロになるんだけどザックを下ろしたら、筋トレ1セット。
この日々をひたすら繰り返していたもんな。
体力つくよなぁ。

今の俺は、身体が重くて走ることもできない。
膝や足首の関節がもたないんだよね。
まずは、飯の量を減らして痩せることが第一とはわかりつつも、ご飯はうまいし酒もうまい。
これじゃあ、変えられないね。。。。。

画像

山頂は次の楽しみとして、大休止とする


きょうは、蕎麦のカップ麺。
画像


さて、帰りますか。
13:00発。

景色がよいところが何箇所もあったから、それぞれの場所で小休止を入れながら降りよう。

この感じだと、休憩を入れても下りは3〜4時間かな。
暗くなる前には車に戻れるでしょう。

画像

地球が動いて山肌の光と影も変化する


日差しが相変わらず強く気温も高くなってきたようだ。
雪がだいぶ腐ってきたぞ。
この先が思いやられる。。。。

黒岩のトラバースを超えたところでアイゼンを外す。

下りはお気楽モードだ。

景色のよいところでは止まって眺める。
画像


大休止の前にすれ違った人に追いついた。
だいぶお疲れのようだ。
日帰りピストンで3時半に出たらしい。
バテて唐沢小屋から戻ってきたとのこと。
無理しないほうがいいですね。

雪はだいぶ腐ってきたものの俺の体重でも踏み抜くことはなかった。
ふみ後を外してグリセード気味に気持ちよく下る。

画像


標高1400mくらいまで降りてくると踏み抜くことが多くなった。
歩きにくいので、ここでカンジキを装着。

すばらしい!
超快適!
カンジキ万歳!!

雪がなくなるぎりぎりまでカンジキを履いたまま降りてきた。

標高1000mを切ると、雪解け水でビショビショ。
泥汚れになる。
雪だけの時期は、道具が汚れないんだけどねえ。

やっと東照宮の石畳に。
枝が散乱している。

画像


今日の行程はこんなかんじ。
画像


長い距離で面倒な印象があったけど、楽しく歩けた。
近所だし、今年はここを何度も歩いて体力づくりしたいな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
空の青さが素晴らしいですねー。今日は天城山にでも行こうと思ったけど、昨日遅くまで飲んで来ちゃったからやめました。
ZEP
2014/04/05 15:31
うーん、このルートは笹原がきれいなので、その時期に歩きたいです。雪山なら、ヤブ山が一番ですね(笑)

まあ、雪山と笹原のコントラストが素晴らしいので、それもまた、一興ですね。
NYAA
2014/04/05 19:38
もう少し雪があっても天気の良い日なら、黒岩ピストン来年やってみたいです。
まっちゃん
2014/04/06 16:01
ZEPさん、寝不足だと辛いですからね〜。無理せず、タイミング合わせたほうがよいですよね。
もっと春霞な一日を想像していましたが、寒気のおかげで綺麗な青空を見ることができました。
やっぱ、うれしいですね。
さとう
2014/04/06 19:13
NYAAさん、距離と標高差にばかり気をとられていたので、気持ちよい景色にノックアウトされました。思った以上に素敵で気持ちよいところでした。
新緑や深緑の時期もよさそうですね。
しとしと雨の梅雨時期に、ひたすら歩くというのもなんだかいいかも?なんてM心も芽生えてきました。。。
(^_^;
さとう
2014/04/06 19:17
まっちゃんさん、いや〜、なかなかよいところでした。今回はドカ雪が残っていましたが、それがなければ下は霜柱を踏みながら、黒岩手前で少し雪がある感じが多いかもしれませんね。
そんなときに歩いても楽しそうだし、もっと雪があるときでも楽しいと思います。
大満足でした。お勧めです!
さとう
2014/04/06 19:20

コメントする help

ニックネーム
本 文
女峰の手前まで まずは、ほどほどに/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる