まずは、ほどほどに

アクセスカウンタ

zoom RSS ラッセル満喫! 五色山の麓

<<   作成日時 : 2013/01/23 00:22   >>

驚いた ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 4

画像


結局、また、山麓シリーズの追加となった。
なかなか上までいけないなぁ。

でも、雪を満喫してきましたよ!

〜〜

年末にもらった風邪、なかなか良くならず、頭痛と咳が続いている。
仕事中も辛いんだよね〜。

この週末は、今更ながらも病院に行って薬をもらってこようかな。
ちゃんと治しておかないと、来週、仕事で苦労しそうだ。

本当は、雪の季節だから山に行きたいんだけどね〜。
先週にドカ雪も降ったし、山が楽しそうだなぁ。
残念だね。

な〜んて思っていたら、mixiに、はらさんのどっか行く予定が載ってきた!
三本槍か、前白根か、高原山?どこへ行っても楽しそうだ。
ああ〜、一緒に行きたい!
でも、残念ながら日曜日は予定があるんだなあ。

どこかに行きたくなってきたなあ。
前黒山のイベントも行けなかったし、今回も一緒にいけない。
あ〜、もう、病院やめて、山に行っちゃうかな?

学生時代、山で熱がでて調子悪くなった時あったけど、不調の中を1日歩いていたら治っちゃったことはあるんだよね〜。
真面目にトレーニングして、体力があった時代だから治ったかもしれないけど、いまだとトドメになるかなあ?

でも、我慢できん。
身体の具合を見ながら歩いちゃおう!
我慢は、身体によくても心に悪い!

年始に行こうと思っていた湯元〜五色山の稜線にしよう。
以前、前白根への白根沢ルートを歩いたときは外山から上には雪があったものの、外山まではアイスバーンの急斜面で滑落が怖かった。
五色側の中ツ曽根なら、雪がたっぷりあるはずだ。
たぶん、ラッセルしきれずに途中で戻ることになるんだろうな。
でも、取り付きは斜度もあるのでMSRスノーシューがかんじき代わりにどこまで使えるか試す良い機会にもなる。

〜〜

1/19

4:30 自宅発。

星が綺麗だ。
峰々がある辺りの上空には星が見えない。
でも、霧降高原の街路灯が見えた。

ということは、白根、戦場ヶ原辺りは雪が降っていて、いろは坂の手前は晴れているということだ。
風が強いと霧降にも雪雲が流れてくるだろうから、風は弱いかもしれないな。
ウッシッシ。いい感じかも。

5:30 予想に反して、戦場ヶ原は地吹雪。
車での走行もおぼつかない。一旦、茶屋の駐車場に避難。
どーっすっかな?
ま、とりあえず歩いてみなきゃな。気持ちがおさまらない。
歩き始めて気がめげるようなら、車の中で仮眠して、牧場のアイス食べて帰ろう。

湯元の駐車場に到着すると、タイミングを合わせたように続々と車が入ってきた。
みんな山屋っぽいね。
ソロおやじの足並みがそろったようだ。

車外で準備運動をしていると、隣の車の人が話しかけてきた。
白根沢から白根山まで行くとのこと。毎年来ているらしい。
この時期に白根山まで日帰りするなんて、かなりの健脚さんだ。
自分は五色山を目指していると話したら、行ったことがないから一緒に行きたいとの申し出が。
こちらは構わないけど、健脚さんとはペースが違うので、足が遅いことを何度も念押しして、6:20出発。

ここまでは除雪車が入っている。
この時間になるとさすがに明るい。
もう少し早い時間でもよかったかな?

画像


この先は、スノーシューで進む。

スノーシュー装着中のM原さん。
群馬の山岳会で活動しているベテランさん。

画像


ハイキングコース部分では、こまめにリボンが付けられているから踏み跡が無くても気軽に歩ける。
途中、M原さんがスノーシューを調整していたので自分が先行した。

この辺りから、登山道に入る。
極端にマークが減り、夏道は見えない。

画像


夏道を追うか直登するか逡巡したが、直登のほうが安全そうだ。
尾根筋を追い始めた。

スノーシューでもひざ下まで潜る。
古い雪の上に30〜40cmは積もっている感じだね。

画像


突然、遠くで鳴った雷のような音が、辺りから聞こえた。
積乱雲があるわけでもない。ワッフ音だ。
辺りを見渡すとクラックが入った場所も見つかった。

かなり雪崩そうな状況だ。
M原さんと相談し、このまま尾根筋をもう少し進んでみることにした。
たぶん、今の斜度が一番危ない。
何度かワッフ音が響いた。
日が出て緩んだか、歩いていることで雪を刺激しているか。

両手、両足で雪をかき分けて進む。この斜面を早く抜けたい。

画像


そんなとき、すぐ横の少し凹んだ、沢とも言えないほどの筋に雪が流れた。
小規模な雪崩だ。

幅は20mほど、長さは60mほどか。
アブナイ、アブナイ!
ちょっと尾根筋から離れて歩いていたら、巻き込まれていたぞ。
夏道とは反対側だが、夏道も似たような斜面をジグザグに登る道となる。追わなくて正解だ。

画像


雪崩発生部分の破断面。

ゆるい傾斜の樹林帯の中で発生した、小規模な面発生の表層雪崩。

昔、中禅寺湖畔の高山で雪崩があったときも、これくらいの雪崩のサイズだったと聞いたことがある。
10人近くが巻き込まれて1人亡くなっている。

今回の雪崩は長さは60mくらいで、下部の20m程に堆積している。
積雪が、元の1/3の幅に固まったということだから、単純計算ではあるが、もとの積雪量が40cmとすると堆積部分には3倍の雪になったと考えてよい。
巻き込まれて埋まると上部に1m程度の雪が乗ることになる。

1立方メートルで200kgくらいの重さがあるらしいから、この程度の小規模雪崩でも、埋もれてしまったら絶対に自力脱出はできない。

ルートに注意だね。

さらに傾斜がきつくなると、ワッフ音も聞こえなくなり、クラックも見えなくなった。

画像


しかし、MSRのスノーシューがグリップしないなあ。
雪の状態にもよるだろうが、この斜度ではダメか。

M原さんは、かんじきに換装していた。

俺はかんじきを置いてきていたから、スノーシューを脱いでアイゼンに切り替えた。
ツボ足で埋まるけれどもスノーシューより楽になった。

画像


木々を掴みながら登ってゆく。
こんなところでヤブ漕ぎになるとは。。。。

画像


斜面の雪を崩して、何度も踏み込んで足場を作って少しずつ進んでいく。

画像


やっと、取り付きの急斜面を登りきった。
目標の五色山までの1/3程度しか進んでいない。

画像


時間は、既に11:30。

丸で囲んだ範囲は水平距離で見ると500mほどしかないのだけれど、そこで5時間も、もがいていたのか。
1時間で100m。分速1.6m。如何にもがいたか。

ご苦労さんでした。満喫満喫!

画像


ここで撤退。
変な斜面に入り込まないよう、踏み跡をたどって下る。
幸い、下りではワッフ音なども聞こえず、新たな雪崩を見ることもなかった。
あ〜よかった。

M原さんと話しながら登れて楽しめました。
谷川や武尊の話を聞いて、ますます雪の中を歩きたくなったなあ。

〜〜

<追記>

小規模な雪崩写真の別アングルを掲載。

雪の結合力が弱いときは、たいした傾斜じゃない樹林帯の中でも隙間を縫って雪崩るのですね。
こんな斜面は山に行けば至るところにある。
小規模といえども、ほかの報告では死者が出ているくらいの規模なので、バカにできない。
用心ですね。

横からの図
画像


上から堆積したデブリを見る
画像


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
この日は、昼から、鶏頂山スキー場を歩いてきました。ひざまでのラッセルで、もう気分は萎えました。枯木沼にも行く気がせず、そこで敗退。自分は、なだらかな尾根をスノーシューで快適に歩きたいです。

それにしても、雪崩は見極めないとなりません。この斜面は、30度以上にはなりますよね?木がありますが、樹林帯の中で起こったのでしょうか?樹林帯なら、雪崩はないと聞くのですが・・・。
NYAA
2013/01/23 07:16
いやぁ、さすがにこのくらいになると自分は手も足も出そうにないです。
やはり、緩斜面をスノーシュで歩いているほうが良いなぁ。
とか言いつつも、降雪が収まる3月には、身の丈にあった赤薙山に今年もチャレンジしたいところです。
まっちゃん
2013/01/23 12:23
NYAAさん、鶏頂山の写真を拝見しました。
広々して気持ちよさそうですね。それにしても、残された施設が淋しい感じ。

参考に、雪崩の別アングルの写真を追加掲載しました。
小規模ですが、なんでもない感じのところで起こっています。
つまり、どこも危険ということかもしれませんね。
さとう
2013/01/23 23:13
まっちゃんさん、もがいているのが、なんというかクセになる楽しさです。
でも、日帰りで、やめたければすぐ降りられる気楽さが良いですね。
近場でこんな場所があるのは幸せです。
これが、山奥に入りこんで、戻り道でラッセルなんて言うと、身の毛もよだちます。それこそ、数日ビバークしながら力の限りラッセルしないと帰れないんでしょうね。怖い〜。
さとう
2013/01/23 23:18

コメントする help

ニックネーム
本 文
ラッセル満喫! 五色山の麓 まずは、ほどほどに/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる